矯正 歯科

さとう歯科は健康な生活を送ることができるよう、矯正歯科治療を通じてお手伝いしていきます

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診療時間 9:00~19:30 ※休診日 火・祝 第2日曜日

よくあるご質問

患者様からいただきましたよくあるご質問とその答えをこちらのページにまとめました。 これから矯正治療をお考えの皆様のご参考にしていただければ幸いです。

1 治療についてのよくあるご質問

1-1 まだ乳歯しか生えていないのですが、咬み合わせや歯並びが悪いと思ったら受診したほうがいいのでしょうか?
はい、そうです。
基本的には、生えかわる歯だからと放っておかずに、一度相談にいらしてください。乳歯の時期に診させていただくのは、現在の状態が将来的に、つまり永久歯の歯並びにどのような影響をおよぼすかを判断させていただくためです。
あごの成長も考慮しながら、早めに矯正治療を開始したほうがいいのか、それとももう少し待ってから治療を開始したほうがいいかの見極めをしていきます。
早い時期から咬み合わせや歯並びの状態を観察させていただいておくと、ベストのタイミングでの矯正治療が可能となります。
1-2 学校健診で、不正咬合と指摘されました。やはりすぐに診てもらったほうがいいのでしょうか?
健診で不正咬合といわれると、ご両親としては気になられることと思います。まずは相談にいらっしゃることをお勧めします。
実際に矯正治療を始めるかどうかは、説明を受けられた後のご本人とご両親の判断となります。ただ小学生、中学生からの治療は、それなりの意味があります。
というのは、この頃は、成長発育が盛んな時期なので、歯の土台であるあごの骨の大きさや位置関係を正しくして、将来永久歯が正しい位置に生えてくるように誘導することが可能です。
学校健診で指摘されるということは、一目みてはっきりとわかる不正咬合だと思いますので、最適なタイミングを逃さないためにも一度相談にいらしてください。
1-3 歯を抜かないで矯正治療ができると聞いたのですが、抜かずに矯正治療できますか?
抜かずにできるケースと抜かないとできないケースがあります。 最近では、「抜かずに矯正」と宣伝している医院を目にします。抜かないといわれると聞こえはいいのですが、決してすべての方が抜かずに治療できるわけではありません。
よく例え話にあげられるのは、「6人がけのベンチに、7人座ろうとしたらどうなるか?」です。
人が歯、ベンチはあごの骨です。あごの骨(ベンチ)が小さい場合や、歯(人)が大きい場合は、歯(人)はあごの骨(ベンチ)に並びきれません。
出来れば歯を抜かずに治療したいのは、患者様も私たちも同じです。成人の方の場合は、成長発育が望めないので、歯のがたがたの程度や、口元の突出感などを総合的に検討して、抜歯のメリットの方が大きい場合のみ抜歯治療を提案させていただきます。
成長期のお子様の場合は、あごの成長を促すことで将来抜歯せずに治療できる可能性は高くなります。そうした意味でも、当院ではお子様からの治療(第1期治療)をお勧めしております。
1-4 大人になってからでも矯正治療はできますか?
もちろん可能です。
矯正治療というとお子様のイメージがありますが、決してそんなことはありません。最近では成人でも多くの方が矯正治療をされています。
健康に対する意識が高まってきていることに加えて、最近の矯正装置は目立たないものもあり、矯正治療への抵抗が少なくなってきたこともその一因だと思います。健康な歯と歯周組織があれば、何歳でも矯正治療は可能ですので、何か気になることがございましたら一度ご相談ください。
1-5 目立たない矯正装置はありますか?
あります。白いセラミックの装置や、歯の裏側につける装置を使うことができますので、ご希望があればご相談ください。
1-6 いつ頃から治療を始めたらいいですか?
矯正治療の開始時期は、歯並びと咬み合わせの状態によって一人ひとりにあったタイミングがあります。
ですから何歳から開始というように明確に断定することはできません。
もちろん大人になってからでも治療は始められます。ただより効率よく、より効果的な治療結果を得るためには幼年期より定期的に観察をおこない、ベストタイミングをみつけるのが理想といえます。

1-7 矯正治療をする意義は何ですか?
矯正治療をしてきれいな歯並びになると、歯磨きがしやすく、虫歯や歯周病の予防につながります。また咬み合わせがよくなることで、しっかり食べ物を咬めるようになり、消化がよくなるので全身の健康につながります。
また発音も明瞭になり、歯並びが悪いというコンプレックスがなくなるため、自分に自信が持て、思いっきり笑えるようになります。
1-8 大人と子供の場合で、矯正治療になにか違いはありますか?
いくつかの違いがありますが、治療結果、経過はどちらも良好です。
お子様の場合は、あごの成長をコントロールできますが、成長の止まった大人の方の場合は、歯の移動のみになります。また大人の方の場合は、お子様よりも歯の動きが遅く、装置に慣れるまで時間がかかる場合があります。
しかしご本人の意志、きれいになりたいという目的をもって治療をされますので、お子様の場合よりも矯正治療へのご理解、協力が得られやすく、非常に良好な結果が得られることが多いです。
1-9 差し歯や銀歯が入っていたり、歯が抜けたりしていますが、矯正治療できますか?
もちろん矯正治療は可能です。
差し歯や銀歯が入っていたりすると、つい矯正治療は無理と考えてしまいますが、そんなことはありません。被せ物の表面処理を行うことによって、矯正装置をつけることができますから大丈夫です。
歯が抜けていても他の歯がしっかりしていれば可能です。むしろ抜けた部分に歯を移動させたりすることができる場合がありますので、治療法の選択肢が増えます。
1-10 矯正治療は痛いと聞いたのですが、本当ですか?
はじめて装置をつけた後や、調整後数日間は、患者様によっては痛みや違和感を感じられることがあります。
当院では痛みの少ない矯正装置を使用していますので、痛みを感じられることは少ないですが、特に物を咬んだときに痛みがでることがあります。痛みを感じられたとしても正常な反応であり、数日から長くても一週間で治まりますので全く心配いりません。
1-11 1本だけ歯並びが悪いのですが、そこだけに矯正装置をつけることはできますか?
たしかに歯並びが1本だけ悪い患者様は、そこだけに矯正装置をつけたらいいのではないか、と思われることが多いようです。
しかし、咬み合わせは上下の歯並びの関係で成り立っていますので、基本的に矯正治療は、上下すべての歯に装置をつけて全体的に理想的な咬み合わせにしていく必要があります。奥歯の咬み合わせには問題なく、前歯の咬み合わせだけを治療できる場合も稀にありますが、患者様ご自身では、1本だけ歯並びが悪いと思われていても、他に問題がある場合もございます。
ですから一部分だけに装置をつけるということはケースにもよりますが、あまりないと思ってください。個別の詳しいご説明は、初診相談で承りますので、少しでも気になることがございましたらお気軽にご予約ください。
1-12 矯正治療にあたって親知らずは抜かないといけないのでしょうか?
まっすぐ正常な位置に生えていたら基本的には抜く必要はありません。
問題はどのような位置に、どのように生えているかです。斜めに半分埋もれて生えていたら、虫歯になったり、周りの歯肉が腫れたりすることもあり、口の中全体に悪い影響を及ぼす可能性が高いので、抜いたほうがいいでしょう。
深い位置に埋もれて他の歯に悪影響をおよぼさない場合は、抜かなくてもいいでしょう。矯正治療にあたり、親知らずが何らかの悪影響をおよぼすかの診断が重要で、そのうえで判断することになります。
親知らずがあるからといって、すべて抜くという考え方ではないのでご安心ください。
1-13 顎関節症なのですが矯正治療は可能でしょうか?
顎関節症の状態にもよりますが、できます。
あごが痛い、口が開かない、あごの関節に音がする、といった顎関節症の原因はいろいろ考えられますが、その原因のひとつとして咬み合わせが悪いことがあげられます。
咬み合わせを治したからといって必ず顎関節症が治るかといわれるとすべてのケースが当てはまるわけではありません。よく診断してその上で治療を進めていかなければなりません。
また顎関節の痛みがひどい場合や口がほとんど開かない場合は、矯正治療よりもまず顎関節症の治療を行ってからということになります。
1-14 インプラント矯正とは、どのような治療なのでしょうか?
歯を動かす時には、固定源(アンカー)といって力をしっかりと受け止めてくれる支えが必要です。通常は奥歯を固定源として歯を動かしていきます。
最近では治療技術が進歩して、歯科矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)を固定源とすることがあります。それがインプラント矯正です。
インプラント矯正では骨に直径1ミリほどのネジ(歯科矯正用アンカースクリュー)を埋め込み、それを固定源とします。もう少しわかりやすくいうと、固定源を歯ではなく骨に求めるという方法です。
骨にネジを埋め込むというと驚かれるかもしれませんが、骨が折れたときにネジやプレート(金属板)で固定することを思い出してください。実際に矯正用インプラントは、麻酔をして埋め込むので痛みはありませんし、短時間で済みます。
矯正用インプラントを利用することにより、以前は治療が困難だった難症例も治療でき、治療結果も確実になり、治療期間も短くすることができるという利点があります。インプラント矯正が必要な場合は、こちらからご提案させていただきます。
1-15 日曜日しか通院できないのですが矯正治療できますか?
当院では日曜日も診療していますので問題なく通院していただくことができます。

2 生活においてのよくあるご質問

2-1 歯並びが悪くならないようにするにはどのようなことに注意すればいいですか?
まずは虫歯にならないことです。
乳臼歯が虫歯になると、第1大臼歯(6歳臼歯)が本来生えてくる位置より前の方に生えてきて、咬み合わせがずれることがあります。またそうなると、乳歯が抜けた後に生えてくる永久歯の場所が足りず、がたがたになることがあります。
ですからまずは虫歯にならない、なったらすぐに治療することが大切です。しっかりよく咬んで食事をすることも、あごの成長をうながしますので重要です。また、指しゃぶりや頬杖などの癖もやめたほうがいいでしょう。
2-2 矯正治療中、スポーツやクラブ活動に支障ありませんか?
たいていのスポーツをするには支障ありません。 ただしボクシングのような格闘技系のスポーツ、柔道やラグビーのような体がぶつかり合うスポーツについては、矯正装置で口の中を切ってしまったり、装置が外れてしまったりする事故につながりやすいため注意が必要です。装置を上からカバーするようなマウスピースを使って対応できますのでご相談ください。
吹奏楽部やブラスバンドで楽器を演奏されるときにも注意が必要です。フルートのようなマウスピースの大きな管楽器なら支障は少ないですが、トランペットやホルンなどマウスピースの小さな管楽器は影響が出ることがあるようです。装置が直接唇や頬に当たらないようなカバーを使って対応することもできますので、ご相談ください。
2-3 社会人なのですが、矯正していても仕事に差し障りありませんか?
とくに差し障りはないと思います。社会人の方の場合、気にされるとしたら治療中の見た目ではないかと思います。なるべく目立たないほうがいいとおっしゃる患者様には、白くて目立たない装置を使うこともできますので、ご希望があればご相談ください。
2-4 学生なのですが、矯正していても勉強に差し障りはありませんか?
とくに差し障りはないと思います。学生の方の場合、気にされるとしたら治療中の痛みや不快感、来院頻度ではないかと思います。
基本的に矯正治療は月1回の来院が必要で、毎月の調整後には痛みや違和感が出る可能性をご理解いただき、ご自身の予定に合わせて予約をとっていただくと快適に矯正治療を進められると思います。
定期テストや受験の数日前の予約は避けていただいた方が安心ですので、ご都合はお気軽にお申し付けください。
2-5 矯正治療中に妊娠の可能性がありますが、大丈夫でしょうか?
矯正治療による歯の移動には問題ありません。
しかし、抜歯やレントゲン撮影はできるだけ避けた方がよいので、妊娠の可能性がございましたら必ずお申し出ください。
妊娠中はホルモンバランスの変化により、歯肉の炎症が起こりやすいため、歯磨きをしっかりしていただく必要があります。
2-6 矯正治療中に気をつけなければいけないことはありますか?
矯正治療を成功に導くためには、取り外しのできる装置の場合、決められた装着時間を守っていただく必要があります。また固定式の場合、舌や指で装置を触ったりすることは装置の破損や変形につながりますので避けてください。
また、粘着性の高い食べ物は装置が壊れる原因になることがありますので、なるべく避けていただいたほうがいいでしょう。矯正装置はでこぼこしており、食べ物の残りなどがたまりやすい状態です。
食後は必ず丁寧な歯磨きをおこなうことを習慣づけましょう。装置をつけた後は歯磨き指導を、通院していだたいた際には、こちらで歯磨きをさせていただきますが、ご家庭での毎日の歯磨きがとても大切です。

3 その他よくあるご質問

3-1 治療費はどのくらいかかりますか?
矯正の治療費ですが、決まった費用や一定の治療費があるわけではありません。
原則として自費治療となり、患者様一人ひとりに対する治療方針で決まります。つまり治療の難易度、治療期間、矯正装置の種類によって変わりますので、一律にいくらとはっきりお答えすることはできません。
当院では次のような治療費体系をとらせていただいています(別途消費税が必要です)。
初診相談 2,000円
検査料 60,000円
診断料 40,000円
基本施術料 600,000円~ ※お子様の場合、第1期治療は約半額で、残りを第2期治療開始後にお支払いただきます。
調節料 5,000円/回 (装置装着後から)
観察料 3,000円/回 (成長観察時、保定中)
おおよその目安ですが、総額で80~90万円の治療費がかかるとお考えください。
3-2 治療費は分割できますか?
治療費は高額になりますので、分割も可能です。
お支払い方法はご相談ということになります。分割手数料や金利はありません。
3-3 矯正治療費は医療費控除の対象になりますか?
治療の理由が審美目的のみでなければ認められます。歯並びが悪い方は、咬み合わせも悪いことが多いので、矯正治療が健康増進につながります。そのため、これまではほとんどのケースで認められており、必要であれば診断書をお渡ししますのでお申し出ください。
3-4 歯を白くできますか?
矯正治療できれいな歯並びになると、歯の色も気になられる方がいらっしゃいます。当院でもホワイトニングを行っておりますので、ご希望があればご相談ください。